息苦しくない?外れない?ここが知りたい睡眠時無呼吸症候群の治療~CPAPのQ&A
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法として知られているCPAP(持続陽圧呼吸療法)は、無呼吸の解消だけでなく、日中の強い眠気や睡眠中のいびきなどの症状に対して改善効果があります。しかし、マスクをつけることで逆に寝つきが悪…
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法として知られているCPAP(持続陽圧呼吸療法)は、無呼吸の解消だけでなく、日中の強い眠気や睡眠中のいびきなどの症状に対して改善効果があります。しかし、マスクをつけることで逆に寝つきが悪…
なぜ、人は眠るのか?人は眠らなくても生きていけるのでしょうか。一体、私たちは眠っている間、何をしているのでしょうか。一昔前は、睡眠時間を削って仕事をするビジネスパーソンがもてはやされていましたが、現在、一流のビジネスパー…
~睡眠時無呼吸症候群の適切な治療で笑顔が戻った患者さんの話~ 今回お話するのは大阪の企業にお勤めの47歳男性の患者さん(Aさん)の話です。睡眠時無呼吸症候群と聞くと、肥満の方をイメージするかもしれませんが、体格は長身でむ…
前回は良い睡眠について「睡眠の長さ・深さ・リズム」の観点から解説しました。「なんとなく寝付きが悪い」「途中で目が醒める」「睡眠薬を使用しても上手く眠れず、ますます焦ってしまう」「睡眠に良いと言われることは全部やってもやっ…
1.睡眠の長さ 睡眠には、1日に◯ 時間とればよい、という目安はありません。年齢や日中の生活形態などで、個人差が大きいのが特徴です(図1)。最低睡眠時間は教育学年で言えば、小学生で 10時間、中学生で9時間、高校生で8時…
歯並びと睡眠にはどのような関係があるのでしょうか。一見、無関係のように思えますが、実は深〜い関係があるのです。良い睡眠を取ることが出来ない睡眠障害には様々なものがありますが、いびきや睡眠時無呼吸などの睡眠呼吸障害と呼ばれ…
睡眠の役割 ヒトの眠りは「疲れたから眠る」といった受動的な生理機能ではなく、もっと能動的であり、「明日により良く活動するため」に脳神経回路の再構築(記憶向上)や、メンテナンス(脳内老廃物の除去)の役割を果たしています。 …
認知症の現状 超高齢化社会の到来に伴い、認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値が、厚生労働省から発表されています。これは65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算となります。さらに…
前回のおさらい高血圧には様々な種類があり、一日の中でどのように変動するかで分類されます。夜間高血圧、早朝高血圧、昼間高血圧などがありますが、これまでの研究から夜間高血圧が最も危険であると知られています。 夜間の高血圧と睡…
高血圧はサイレントキラー 睡眠と高血圧のお話の前に、まず高血圧の恐ろしさを説明したいと思います。50歳以上では3人のうち2人、つまり60%以上の人が高血圧です。しかし、なかなか症状を感じることがないので、放置されているこ…
睡眠時無呼吸症候群の大きな原因のひとつが肥満であることは良く知られています。しかし、肥満以外にも歯ならびやそれに関係する顎骨(がっこつ―上下の歯がはえている土台となる骨)の変形や歯・アゴの上下的、左右的な位置不正など、歯…
睡眠時無呼吸症候群とは 睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中のいびきと無呼吸(呼吸が止まる)を繰り返す病気です。睡眠中に緩んだ舌がのどに落ち込んで気道を塞ぎ、呼吸が止まることにより目が覚め易くなり、深い睡眠も少なくなります。十…