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快眠コラム

どんな姿勢で眠っていますか?

快眠のススメ

寝返りが多いのは、快適に眠れていない証拠

眠るときの姿勢である寝相は、仰向け、横向き、うつぶせなど人それぞれです。寝相にも良い寝相と悪い寝相があり、立っているときの姿勢のように自然で、体に負担がかからないのが良い寝相です。

一般的に、リラックスして眠るには、仰向けが良いとされています。これは、体に余計な力が入らないためで、仰向けに寝ている時間が長いほど、気持ちよく眠れていることの表れだともいわれます。
「それなら、仰向けで眠り続ければいいんだ!」と思うかもしれませんが、たとえ床についたときは仰向けでも、ずっと同じ姿勢でいられるわけではありません。私たちはたとえ意識をしていなくても、眠っている間に寝返りをしています。特に、快眠が得られていないと、自然と寝返りも多くなります。

快適に眠れる姿勢を保つには…

寝返りが多くならないためのポイントとなるのが、寝具選びです。布団が柔らかすぎたり、反対に硬すぎたりすると、体にかかる負担を軽減させるために、自然と寝返りは多くなります。枕や布団、ベッドマットなど、自分の体にフィットして、ちょうど良いと感じるものを使いましょう。

仰向けが必ずしも良いとはいえないケースもあります。その代表例が、いびきや軽度の無呼吸が起きている場合。仰向けになることで気道が閉じ、正常な呼吸ができていない可能性が考えられます。
この場合、横向きで眠ると気道が開き、いびきや無呼吸が改善することがあります。横向きの寝相を維持できなければ、敷布団の下に、左右どちらかだけ座布団などを敷き、片側が高くなるように段差をつけるなどの工夫をすると良いでしょう。抱き枕を使用することによって、横向きの姿勢が保ちやすくなることもあります。簡単にできるので、いびきでお悩みの方は、一度試してみてください。