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快眠コラム

睡眠中に賢くなれる?

睡眠中、脳はどうはたらく?

試験を目前にひかえた受験生にとっては、わずかな時間も惜しいもの。睡魔と闘いながら、必死に教科書をめくる人も多いことでしょう。それでも時間が足りず、「寝ている間にどんどん賢くなれたら…」と願うのも無理のないことです。

現に、少し前までは、そうした願いをかなえる夢のような商品が数多くありました。たとえば、睡眠中にテープを聞くことでいつの間にか英語がペラペラ話せるようになるといった、いわゆる「睡眠学習」といわれるものです。

残念ながら現在において、その効果を立証する科学的根拠は乏しいとされています。一方、これまでの研究から、睡眠中の脳のはたらきが少しずつ明らかになってきていますので、その一部をご紹介しましょう。

眠ることで学習効果がアップ

最近の報告では、日中に覚えたことがらは睡眠中に脳に定着することが次々示されています。これは、日中に勉強をした場合、そのまま徹夜をするよりも、いったん眠る方がより記憶されやすいということです。

一例として、ハーバード大学の研究グループがあるコンピュータゲームを初心者に練習させ、徹夜グループと睡眠グループに分けた実験を行いました。後日、練習の成果を比較したところ、しっかり睡眠をとったグループは、徹夜をしたグループにくらべ明らかに上達度が高かったそうです。

その他の研究でも、睡眠中に記憶が強化されるという説が繰り返し示されています。つまり、眠ることで眠る前より賢くなれるわけですから、試験を控えた人は、あせって睡眠時間を削るよりも、しっかり眠る方が得策かもしれません。当然ながら、肝心の勉強なくして効果は得られませんのでご注意を。

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