近年、SASが関連する交通事故や居眠り運転が原因の交通事故がマスコミ等でも多く取り上げられています。
中等度以上のSAS患者さんの場合、交通事故を起こす頻度はSASでない人に比べて7倍も高くなるとの報告があり、とくに重度SAS患者で有意に事故率が高いことが報告されています〔1,2〕。

また、米国では年間に4~5万人が交通事故で命を落としていますが、そのうち15~20%の割合でSASが関連している事故と推測されています。しかも、SASが関連した交通事故による経済的損失は18兆円にのぼるとの試算もあり、SASを放置したままによる交通事故が非常に大きな社会問題として注目されています。
1.Findley,L,J.et al.:Am.Rev.Respir. Dis.,138:337-340,1998.
2.Findley,L,J.et al.:New Engl.J.Med.,320:868-869,1980
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